基本功試験開始

木曜道場は、集まりが遅いので、その時間を自分の練習に充てている。
ということで、今楽しんでいるのは左手で刀を回すこと。
ただ左手で刀を回せるようになりたいというだけで練習しているわけではなく、
刀を習いはじめた拳士への指導の仕方を模索している。
多分ここで躓いてるんだよね。ここが出来るように指導するには?こう伝えたら分かるかな?
そんな感じ。
型が出来るだけの先生でなく、型を教えることの出来る先生でありたいからね。

今日の一番乗りは、yukさんファミリー。
一気に場が明るくなる。

もっそり歩き始めるusy君。
その後ろに着いて、それ走れ♪やれ走れ♪と追い立てる。

柔軟をしながら。。。
終わったら、今日は基本功試験します(';')
「えー聞いてなぁ~い」「そうなん!!??」と、大騒ぎ。
いやいや( 一一)今月が基本功試験なんですが?
「そうなんですね」と切り替えの早いyukさん。
「ポジティブだな」とaynちゃん。
良いお手本を見せられ、良い刺激をもらえてるね(#^^#)

今日は先輩拳士が軒並みお休み。
誰をモデルに試験しようかな(;''ゞ
拳士らしく育ってきたaynちゃんに白羽の矢が立つ。
行ってみよう!(^^)!
「え。うち?」キョトン顔のaynちゃん。
はい!(^^)!よろしくお願いね

カガミ先生へ向かって基本功試験開始。
aynちゃんを審査しながら、審査項目一つ一つを説明しながら確認して行く。
出来てたら〇が付きます(';')
出来ていなかったら×が付きます(';')
部分的に出来ていなかったら、部分的に出来ていたら△となります(';')
説明している間、ジッと同じフォームで堪えているaynちゃん。
スピード、パワー、フォームも完璧✨
ひとつ課題とするならば単腿の時に背中が丸まることかな。
素晴らしい拳士に育ったな(#^^#)

そこへkug君がやって来た。
丁度良かった!(^^)!間に合ったよkug君!
励ましながら、稽古へ誘う。
今日はすんなり稽古の中へ入ってきた。
試験でドキドキしているyunちゃんへkug君と一緒に試験直前に練習するように言ってみる。
ジッとしていると、無駄に緊張してしまうからね。

ママ拳士のyukさん。
難しいと言っていた虚歩も今では出来るようになった。
蹴り技もシュピンとキレ良く蹴れており、難を言うなら歇歩の向き。
回転が30度ほど足りていないので、ちょい斜めに決めてしまうところ。
今後の課題のひとつ。
でもでも他は、超good!(^^)!です!

yunちゃん、緊張から開始のポーズで躓く。
優しい号令だと、どうしても甘えが出てしまう。
号令に気合いを入れて叱咤激励。
すると全体にピリッとした空気が漂う。
試験らしくなってきた。
yunちゃんの課題は足先の操作。
つま先なのか、踵なのか。技によって使い分けること。

来て早々の試験に戸惑いを見せるkug君。
少しアドバイスを入れつつ試験を開始。
やると決めてやると出来るkug君。
そう。君は才能ある拳士なのだから。
全ては自分の心次第。kug君加油!

普段、ふんわりと稽古をしているusy君。
常に声掛けしていないと、力が出せない。
傍目にはusy君には厳しいと見られがちでしょうが、教えるとなるとそうもいかない。
本人、放っておいて欲しいのでしょうが、乱取りしたい。小洪拳したい。棒がしたい。
と、要求をしてくる。
だったら、その要求を満たすには、常日頃の稽古が出来ていなければならない。
ということで、最初に戻る。
常に声掛け、厳しいと見られる指導へ。。。と。

結局、今日は基本功試験だけで終わることとなる。
みんな(;''ゞよく頑張りました。
お疲れさまでした。
がんばったぁ~(^^ゞ

帰り際。
常々、稽古の遅れている拳士をみつけては、仕上げて、道場としての全体の質の底上げをしようと心がけている。
その拳士、その拳士ごとにレベルやバックグラウンドがあることは理解し想定している。
その中で、このくらいは出来てね。
ここまで出来たら、次このくらい出来てね。
言葉使い、スピード、温度、手を変え品を変え、角度を変化させて。。。そんな指導。
なので上位級拳士や段位を持つ拳士にとっては、物足らないかもしれない。
ここ三年の自粛稽古の中で、後輩を育てることを知る先輩拳士もいなくなった。
ここからどう巻き返せるかな。。。

2023年02月09日